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「普通のエンジニア」になることへの恐怖

概要

まずは自己紹介ですが、私は高専の専攻科で機械学習を研究している、千枝睦実といいます。

今はまだ、私は普通の理系学生に過ぎません。

去年の夏ごろ、私は、これまでの自分を変えるほどの恐ろしい話を聞いてしまったので、そのことについて話します。彼の尊厳のため、ある程度抽象的に話さなければならないことにはご容赦ください。

先輩の話

研究室の先輩が、機械学習で仕事をしようと大手企業のデータサイエンス枠に就職し、内定をもらいました。しかし、その先にに待っていたのは、機械学習のことをほとんど知らない学生とごちゃまぜにされ、しばらくの間、「ただの大卒」として生きることを強いられるという残酷な事実でした。(ビジネスマナーなどの話ではありません、PCの操作の段階から復習させられるというレベルの話です)

厄介なことに、その事実は企業研究もしっかりしてもわからないほどに、内定後まで知らされていませんでした。

彼は、周りの学生たちや人事の担当者に自分の研究分野の話がほとんど通じなかったことから、その事実に気づいたそうです。

このことに絶望した彼は、自分と同じ絶望を味わう学生がいなくなるように、「機械学習を理解できる人事」になることを決意したと語ってくれました。

恐怖が自分を変えていく

この話を聞いた私は、「このままではまずい」という思いと、これまでの自分への後悔に駆られました。そして、「自分は何にもなれないのではないか」という恐怖に今悩まされています。

私は機械学習を用いて社会に散在する課題を解いてみたいと思っているのですが、それには高い壁があることに意識させられました。

もし、新卒としてデータサイエンスの募集をしている企業に入ったとして、本当に機械学習に関われるのか。もし関われなかったら、転職に必要な業務経験も稼げず、一生普通のエンジニアとして生きる他なくなります。

また、データサイエンスを専門とする企業を受けたとして、彼らが求める能力を示せるのか。

自分の将来に関して恐怖を感じた始めての経験であり、少なくとも、今までの怠惰な自分を切り捨てる必要があることを理解しました。

そして、私はいま、機械学習の知識をいままでより多く勉強し、確実にデータサイエンス専門の企業に採用されることを目指しています。

結論

この話を読んでいる学生のみなさんへ

「ごちゃまぜにされて、一生そのままになる恐怖」を覚えたなら、できる限りの勉強と調査をし、「やりたい職種しかない会社」を探しましょう。

企業のみなさんへ

もしこの投稿を読んでいるならば、このような話が二度と生まれないよう、内定した社員をどのように扱うのかを明確に示すことを願っています。


最後に、この話を踏まえた私の願いをもってこの投稿を締めたいと思います。

今はまだ、私は普通の理系学生に過ぎません。

私を「機械学習の業務経験があるエンジニア」にしてくれる企業を探しています