This page is intended for users in India. Go to the page for users in United States.

「ぶっちゃけどれくらい過酷なんですか!?」AbemaTVのテレビマンに制作現場のリアルを聞いてみた

『72時間ホンネテレビ』や『安室奈美恵2大特番』など、数々の話題を生みだし続けるAbemaTV。そんなAbemaTVに興味を持っている学生さんも多いのではないでしょうか?


でも、

「番組制作の裏側って実際どんな感じなの?」

「テレビマンって、常に怒っていて怖いイメージある…」

こんな疑問や不安を持っている人も少なくないはず。


そこで今回はみなさんの疑問や不安を解消するべく、AbemaTV制作局で働く伊藤彰汰さんに密着取材を行いました。


[取材対象者:伊藤彰汰さん]2017年度入社。内定者時代からAbemaTV制作局で働く。『72時間ホンネテレビ』、『安室奈美恵 2大特番』など話題を生んだ大きな特番に携わってきた。現在は『DTテレビ』、『極楽とんぼKAKERUTV』、『7.2新しい別の窓』、『オオカミくんには騙されない』の番組を担当。NetflixやHuluの新着動画をマイリストに入れる作業が好き。



[密着担当者:近藤百合菜]同志社大学商学部四年生。FLATALK編集長。好きなテレビ番組は『世界の果てまでイッテQ!』、『しゃべくり007』、『マツコの知らない世界』など。


デブで短足で全然モテない!逆転を狙うには仕事しかない(笑)


近藤:

伊藤さんはAbemaTVで働きはじめて2年半になるとお伺いしましたが、普段はどんなお仕事をされているのでしょうか?

伊藤:

たくさんありますが、『DTテレビ』、『極楽とんぼKAKERUTV』ではプロデューサーに近い仕事をしています。たとえば、キャスティングやコーナー企画、番組をより多くのひとに見てもらうための宣伝施策の考案など。時にはタレントと打ち合わせもします。

一方で、『7.2新しい別の窓』や最近担当になった『オオカミくんには騙されない』などの大きな番組ではアシスタント業務(いわゆるAD業務)をこなすことが多いですね。

近藤:

ADとプロデューサーの違いがよくわからないのですが…

伊藤:

ADはディレクターの補佐役で、アポ取りやリサーチ、収録準備など、細かい仕事が多いです。一方で、番組全体の責任を負うのがプロデューサーになります。

一般的な制作会社だと、最初の3~5年はADとして働き、その後、現場で指揮をとるディレクターという職を5~7年続けてようやくプロデューサーになります。AbemaTVは特殊で、ある程度経験を積んだらプロデューサーの仕事を任せてもらうこともあります。

近藤:

とてもたくさんの仕事をされていますが、正直かなり忙しいんじゃないですか?

伊藤:

ぶっちゃけ忙しいですが、全然苦では無いですよ。僕みたいなデブで短足のモテない男は、逆転を狙うために仕事できるようになってモテないと(笑)


取材中にも電話がかかってくる多忙ぶり

「移動中に睡眠時間を稼いでいた」『72時間ホンネテレビ』の過酷な舞台裏

近藤:

『72時間ホンネテレビ』や『安室奈美恵2大特番』など話題の番組に携わってきた伊藤さんですが、中でも印象に残っていることはありますか?

伊藤:

『72時間ホンネテレビ』の現場です。放送中、先輩と「まだ3時間しか経ってない」「まだ10時間か…」って言い合っていました。でも24時間経ってからは72時間まであっという間だったのが印象的でしたね。

72時間寝ないわけにはいかないので、睡眠時間は移動中のロケバスで寝て稼いでいました。イビキがうるさくて、先輩に怒られましたけど。(笑)テレビの仕事は不規則なこともありますが、寝ずに突っ走るのは心身共に本当によくないですよ。

あと印象的といえば、フィナーレで香取さん、草彅さん、稲垣さんの3人がメインテーマソング『72』を歌っているとき奇跡的に視聴数7200万を超えた瞬間は本当に感動しました。打ち上げの時は疲労困憊でしたが、「伊藤もよくやった」っていろんな人から声をかけてもらってグッときましたね。

近藤:

あの番組の裏側では、そんなドラマがあったんですね。

伊藤:

『DTテレビ』のスペシャル回で目標の3倍の数字をとったのも、印象に残っています。その後も5週連続で目標の2倍近い数字をとり続けたり、福山雅治さんから「見てます」と声をかけていただいて夢のコラボ企画が実現したこともありました。

番組担当として目標に対して全力でコミットしているので、達成できたときはかなり嬉しいですね。


困っている人は絶対に見捨てない!?厳しくも優しい伊藤流仕事論

近藤:

伊藤さんがテレビマンとして仕事をするなかで、大切にしていることはなんでしょうか?

伊藤:

3つありますね。まず、「困っている人を絶対に見捨てない」ということ。これは後輩に一番最初に教えています。

AbemaTVで働きはじめたとき、知らない業界用語が飛び交い、全く使ったことのない機材もあるなかで、しかも自分よりも10歳以上の大人たちと仕事をしなければいけませんでした。

近藤:

それは大変ですね…。

伊藤:

最初は地獄のようでしたよ。(笑)でも、先輩や制作会社のADさん、技術さんが手とり足とり教えてくださったおかげで、ここまで成長することができました。

特にバイト時代、ある番組で全然仕事ができなかった自分に基本から教え育ててくれた先輩、そしてこんな自分を信頼して仕事を任せてくれる上司の古賀吉彦さんにとても感謝しています。そんな経験があるので、「困っている人を見捨てない」は絶対条件です。



伊藤:

次に「ADナメるな!低姿勢でいろ」ということ。先ほども話しましたが、AbemaTVでは若くしてプロデューサーの仕事を任せてもらうことがあります。でも、一緒に働く制作会社のかたとは「経験値」が全く違う。「低姿勢」の心なしで仕事したら、見透かされて、いつか信頼関係の歯車が崩れると思います。

先輩が「プロデューサーの『P』はペーペーの『P』だ」と飲み会で言っていた言葉が、僕にはしっくりきていて。責任からは逃れず、まだまだペーペーだという自覚を持って、低姿勢で高みを目指していく人間でありたいです。

近藤:

手本にされてる先輩はいらっしゃるのですか?

伊藤:

『亀田興毅に勝ったら1000万円』『安室奈美恵2大特番』などのヒット作を生んでいるテレビ朝日の片野さんですね。

片野さんは、自身が表彰されても必ず「チームのおかげ」だと言います。そして打ち上げでは僕ら後輩をたてて、上司に「こいつが頑張ったんです」って伝えてくれるんです。それが本当にカッコよくて。「低姿勢」はチームを思えば必然的に生まれるものなのだと、そこで気がつきました。

近藤:

「困っている人を見捨てるな」「低姿勢でいろ」…これまでイメージしていた「怖い」テレビマン像が見事に崩れました。

伊藤:

それは良かったです。最後に、『DTテレビ』で一緒の濱崎さんから教えて貰った言葉である「美は細部にやどる」ということを、番組制作においては大切にしています。

テロップ一つとっても、本当にちょっとした細かいことをおろそかにするだけで、番組を楽しみにしてくれているファンは「手を抜いている」と気づくんです。だから「話題をうむために」大きな企画を動かすときこそ、小さなところまで目を配っています。



何気なく観て楽しんでいる番組の裏では、多くの人が懸命に「おもしろさ」を追求している。伊藤さんの取材を通じて、そんな当たり前のことを改めて実感しました。

密着中は大きく「スタジオ見学」「キャスティング案出し」のふたつをさせてもらえることに。スタジオ見学では、番組収録のためのスタジオがある「Chateau Ameba(シャトーアメーバ)」に潜入しました。


シャトーアメーバはサイバーエージェント総合クリエイティブディレクターのNIGO®氏が監修した建物なんだとか。写真の通り、入り口からかなりおしゃれです。



メインスタジオの様子。月〜土曜の深夜1時から放送されているラジオ風番組『THE NIGHT』はここから配信されています。



数々の麻雀番組を生み出す雀卓が設置されたスタジオ。熱い対戦が何度も繰り広げられてきた現場だからなのか、誰もいないのに緊張感を感じました。


キャスティング案だしでは、とある新番組のキャストにふさわしい人をひたすらネットで検索。自分が選んだ人がもしかしたら起用されるかも…!?と思うと、とても楽しかったです。


視聴者に楽しんでもらうため、人生を懸けて番組制作をしたい。これからのAbemaTVで新しい動画文化を創りたい。そんな風に思ったそこのあなた。AbemaTVを、就職活動の選択肢に入れてみませんか?


[ライター紹介]近藤百合菜:『FLATALK』編集長。同志社大学商学部四年生で、2019年春にサイバーエージェント入社予定。ミュージカル・美食・日本文化が大好き。最近は『太陽の塔』ブームが来ている。野望は「No.1若手編集者」になって“人が心から笑顔になるコンテンツ”を創ること。

12 Likes
12 Likes

Weekly ranking

Show other rankings