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キャリアのプロが答えます!「#令和の就活」お悩み相談レポート(前編)

就職活動の「あたりまえ」が大きく変わりつつある今、令和最初の就活生たちは一体どんな心構えでキャリアの第一歩を踏み出せばいいのか......。ウォンテッドリーは学生たちのそんな悩みを解消すべく、学生向け就活ムックである『Pen+ 1冊まるごと、令和の就活』を全面的企画・編集協力という形で制作しました。

その発売を記念して11月17日に行われたイベントでは、就活生のバイブルである『絶対内定』シリーズ著者であり我究館館長である熊谷 智宏さん、ANA・リクルートを経てベンチャーやメーカーで人事の道を突き進む「元パイロット人事」の西島 悠蔵さん、立教大学キャリアセンターで学生のキャリア支援を行う林 良知さんを登壇者としてお迎えした「リアル就活悩み相談室」を開催。

各分野でキャリアのプロとして働く方々が、三者三様の視点から就活生の悩みに真摯に答えたイベントの様子を前後編に分けてレポートします!

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登壇者紹介

(写真左から順に)
熊谷 智宏氏:我究館館長、『絶対内定』著者
西島 悠蔵氏:株式会社土屋鞄製造所 人事部人財開発課 課長
林 良知氏:立教大学キャリアセンター
加勢 犬:ウォンテッドリー株式会社・編集者(司会進行)

自己分析は「なぜ?」から始まる

ーー(会場からリアルタイムで寄せられる質問をみながら)さっそく、ど真ん中な質問が来ています。「自分に向いている仕事を見つける、いい方法はありますか?」

熊谷さん:
いつも自分が学生に話していることは2つあって、「自分を知ること」と「社会を知ること」が大切だよ、と伝えています。つまり、まずは自分と向き合って、何が自分にとって大切なのか、自分にとって絶対に譲れないことは何かを見つける。そして自分の価値観を見つめてゴール設定ができたら、それを実現するためにはどんな仕事をすればいいのかを考えるといいということですね。

だけど、大学生のうちは自分にとって何が大切なのかが見えていないことだって往々にしてある。そこがわからないまま合同説明会なんかに参加すると、どの企業の言っていることも等しくカッコよく聞こえてしまったりする。「挑戦する人を応援します!」それいーじゃん、自分も応援したい! 「エンタメで夢を与えたい!」最高だね、やるっきゃないよね。......だけど、企業がどれだけ夢に溢れたメッセージを打ち出していたとしても、「それって人生かけてまでするようなことだっけ?」と立ち止まって考えてみると、ちょっと違ったりもする。そこで自分のパワーを引き出してくれるようなミッションがなんであるのかを、じっくり考えて欲しいと思います。

西島さん:
20歳ちょっとという年齢では、向き・不向きがわからないことも多いですよね。例えば僕自身が22歳の時にパイロットに向いていたかどうかでいうと、「向いていなかったけど内定が出てしまった」というのが正しいと思うんです。で、やってみたらやっぱり違ったと。

ただし、向き・不向きで仕事を選ぶというのは難易度が高いことだとしても、熊谷さんの言っていたように「自分の価値観がどこにあるのか」と向き合うことは大切だと思っています。それを見つけるためにすることが自己分析。〇〇をやっている時って幸せだなとか、ハッピーだなと感じるのであれば、「なんで自分はそれでハッピーになれるんだろう?」という理由について考えてみる。理由を深掘りしていくことで、自分の価値観が見えてくると思います。

人事としても、面接の場面では「なんで?」をヒアリングすることでその人の持っている価値観を浮き上がらせたいと思っていますし、学生さんにも「なぜ」を深掘りする時間を持って欲しいです。

林さん:
僕自身の話をすれば、前職でマネジメントを経験する中で人が成長する場面に居合せるのが好きだな、と気づいた。さらには、リクルーターとして学生と向き合う中で、学生の変化を感じ取れるのは素敵なことだと感じた。後付けかもしれないですが、どちらも「成長」がポイントだったんですね。

その後、我究館の社会人コースで自己分析をしまくって、「学生の成長をサポートする仕事がしたい!」ということに気がついて現職に至ります。そういう風に、自分が何にワクワクするのかを並べてその共通項を探ると、それが今自分がやりたいことなのかな、とわかると思います。

インターンやカジュアル面談をどう活かすか

ーー 自己分析がキーワードですね。自己分析の方法にまつわる質問もたくさん来ているので、『絶対内定』の中で自己分析を説いている熊谷さんに、具体的な方法を教えてもらいたいです。

熊谷さん:
自己分析には、「思い出す」というフェーズと「深める」というフェーズがあります。「思い出す」というのは振り返りを通じて自分の軸を見つけるということ。『絶対内定』の巻末には94枚のワークシートがあるので、それを思い出すために使ってもらうのが良いと思います。軸を見つけたら、次は思考を深めるというフェーズ。ここでは、実際に人と会ってたくさん話を聞くのが一番です。

ーー 『令和の就活』のインタビューでもお答えいただいたように、カジュアル面談やインターンで一次情報を取りに行って思考を深めるということですね。ちなみに、この中にインターンをやっている人はどれくらいいますか?(会場挙手)......結構いる。ではここで、人事の西島さんに、カジュアル面談やインターンで学生のどんな部分をみていたか、 または受け入れる側として学生にどんな体験をして欲しいと思っていたか、お聞きしたいです。

西島さん:
受け入れ企業としては、まずは会社を知ってもらうこと、そして中の人がどんな思いでどんな働き方をしているのかを知ってもらうこと。それがカジュアル面談の一つの役割なので、採用担当としてはそういうコミュニケーションを心がけています。

学生さんにアドバイスしたいこととしては、今は情報が溢れているので、話を聞きに行く前にWantedlyでその会社の記事を読んだり、Twitterやnoteで中の人が発信している情報に触れてみて欲しいですね。そうすることでカジュアル面談での理解がさらに深まると思いますし、やみくもに足を運ぶ前に、まずは情報を取りに行った上で動くっていうのがこれから必要とされることかなと思います。

ーー「インターンシップに数社しか行けてないんですが、周りが頑張る中今からでも間に合いますか?」という質問がありますが、林さんはどうお考えでしょうか?

林さん:
結論から言えば、間に合います。インターンは数や時期よりも、目的を持って参加したかどうかが大切だからです。この話で言えば、サイバーエージェントのインターンシップが面白くて、「この仕事がしてみたい」「この企業で働いてみたい」「この人と働いてみたい」という風に、動機別で窓口を分けてインターンを受け入れているんですね。

インターンに参加する学生もまた、自分がインターンへの参加を通じてどんなことをしたいのか、営業職に興味があるから実際に営業の経験をしたいのか、成長企業の働き方に興味があるから自分自身の目で確かめて見たいのかなど、まずは目的意識をしっかり持つことが重要だと思います。

就活の「しんどさ」とどう向き合うか

ーー 西島さんに質問が来ています。「どのように会社の情報を入手して、エントリーする会社をどんな観点から選ばれたのですか。」

西島さん:
これは正直に言うと真似をしないで欲しいのですが、大手ナビサイトが出している人気ランキングの一位から順に77社にエントリーをして、1日4-5社と面接して、全部の企業に「第一志望です」と伝えて内定をかっさらうみたいなことをしていたんですね。当時はリーマンショック後で就職氷河期だったこともあって、片っ端からエントリーするという行動がある程度は合理的であるように思えたんです。

ただ、大人に嘘をつきながら就活をするというのは本当にしんどいことだったし、次第に自分がやりたいこともわからなくなってしまいました。最終的にわかりやすいステータスが欲しいという動機でパイロットの仕事を選びましたが、結果3年半でやめてしまっているので、やはりオススメはできないです(笑)

ーー 確かに、自分を偽ってする就職活動は辛そうです。「就活をするうえでのモチベーション維持の方法を知りたいです」という質問も来ていますが、熊谷さんいかがでしょう?

熊谷さん:
まず最初に、熱量の高い仲間と就活するというのをオススメします。例えば大体の平均として、30社にエントリーして、3社から内定をもらうとする。それって数字だけ見れば「27敗3勝」なのでどうしてもその過程では落ち込んでしまうじゃないですか。志望度の高い企業からお祈りメールがきた後に、パッと気持ちを切り替えて別の企業に志望動機を熱量高く語るなんて、普通のメンタルであれば難しい。やっぱり、落ち込んでいるときに志望動機みたいな前向きなことは考えにくいよね。そんなとき、ポジティブな人に会うと回復力が早くなる。

そういう風に、凹んだ時にポジティブモードへの復帰手段を持っているとより多く場数に立てるので、「落ち込んだときにこうすれば絶対テンションが上がる」という再現性の高い方法を持っている人は就活でも強い。僕自身は就活生時代、志望度の高い企業の選考に落ちたときは絶叫しながらバイクで首都高を爆走するということをやってました(笑)あとは一回、バカバカしくなるまで悲しみに浸りきってみるとかね。他にも「この曲を聞く」だったり、「この本のこの一節を読み返す」だったり、手段はなんでもいいので何か元気になれる方法を持っていると良いと思います。

(後編に続く)

イベントレポート後編では、「大企業か、ベンチャーか?」「就活の失敗談あるある」など、就活生の知りたいことに赤裸々かつ情熱的に向き合ったディスカッションの様子をお伝えします!

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