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レッスン制作チーム立ち上げの1年で意識した11のこと

こんにちは、Progate COOの南部です!

Progateレッスン制作チームの連載企画。
今回は、昨年7月に再スタートを切ったレッスン制作チームの、立ち上げの1年を振り返りたいと思います。

Progateはプログラミングのオンライン学習サービスです。
創業期からレッスンは社内で制作してきました。

一方で、レッスン制作にはその都度誰もが携わってきたので、逆に専門チームを立ち上げる、ということがありませんでした。

しかし、Progateも創業4年に差し掛かり(2018年6月当時)、海外への積極展開を見据えていた時期です。
Progateのコア価値であるレッスンもより高い質を目指しつつ、スピード感を持って制作する体制を作りたい。
そういった背景で「レッスン制作チームの立ち上げ」を任されました。

最初に立てた目標

僕が最初に立てた目標は、「1年後に次のリードにチームを託すこと」です。
そしてそのために「メンバーが自律的に協調しあうチーム」を意識してチーム作りを行いました。

そして実際に1年後にリードを受け渡しました。
もちろん自分の至らない点も多くあり、まだまだチームの成長はこれからかもしれませんが、この1年間で自分なりに意識したことをまとめてみました。

本当はもっときれいに整理して、フレームワークのようにかっこよくまとめたかったのですが、今回は備忘録のような形で11個をまとめてみました。

ぜひ気軽に読んでみてください!
当たり前のことも多いと思います。ですがチーム作りに魔法はなく、当たり前を愚直に続けることがリードに求められることかなと思っています。

1. 方向を揃える

各々が自律的に動く上で、方向が明確でないとどこに進めばいいかわかりません。

そこで最初に行なったのが、インセプションデッキの作成です。

俺たちって何するんだっけ?
そのために何を大事にするんだっけ?

元からいたメンバーと2人で、上のような抽象的な価値観のすり合わせを行いました。

またCEO、CTO、メンバーの4人で合宿も行いました。
ここでは3年後にどういうレッスンを提供していることを目指すかをすり合わせました。

そしてもう一つ、レッスン制作の哲学を明文化しました。
CEOと2人で社内ヒアリングを行い、創業期からなんとなく発展してきた思想を明文化しました。

これらは作って終わりではなく、メンバーが増えたタイミングで再度全員で合宿を行いブラッシュアップも行ないました。

2. 考え方が似ている人を採用する

スキルやバックグラウンドは多様性が大事ですが、考え方や思想は一貫性を重視して採用を行いました。

初期にはチャレンジ採用と題して、育成前提でエンジニア未経験者の採用も行なっていました。それほどスキルより考え方重視の採用を行ないました。

会社のビジョンやミッションへの共感はもちろんのこと、「Progateの課題と改善案」のプレゼン課題を面談で行ない思考のタイプを見極めていました。

3. 個人のWhyを共有する

なぜProgateで働いているのか?

これをチーム内でそれぞれのメンバーが共有する会を2回行いました。

目的は2つです。
1つは、各々が「自分って何がしたいんだっけ?」「何がProgateと重なってるんだっけ?」を整理し、内発的なモチベーションを思い出すこと

もう1つは、メンバーがお互いを深く理解することです。
スキルは見えやすいですが、それぞれがどういう思いでここにいるのかは意外と知りません。
しかし、個人のWhyが強い信頼関係の基礎になると考えています。

4. チームの一体感をつくる

初期はチームメンバーで過ごす時間量をかなり意識しました。

とにかく毎日一緒に昼ごはんを食べていました。
最近ぼんやり考えてることとか、どんな生活リズムなのかとか、家を引っ越しするとか、子供が誕生日だとか、そういうプライベートなこともカジュアルな会話からは生まれます。
メンバー同士が背中を預け合うためには、こういった仕事以外の部分を含めた人間的な理解をお互いができていることが大切だと考えています。

5. 情報を丁寧に伝える

自律的に動く上で、自ら思考するための「情報」はとても大事です。

しかし、情報共有には様々な壁があります。

共有の粒度によって、伝えられる情報と伝えられない情報がある
「聞き漏らした」とかでシンプルに抜け落ちる情報がある
情報が届いても次の日には忘れ去られる情報がある

情報共有には量と質の両方を満たす、濃いコミュニケーションが必要です。

同じことでも複数回に渡って共有したり、全社共有の内容をチーム内だけの少人数でもう一度復習してみたり。

情報共有は大変だしコストがかかることを認識して、そこにコミットすることを意識しました。

6. 自信を持ってもらう

ほとんどの場合、自信があったり自己評価が高かったりするときのほうが高いパフォーマンスがでると思います。

入社直後は特に、自分に自信を持ってもらうことを意識していました。

そのために、小さなことでも称えたり、「いいね!」とポジティブなコミュニケーションを増やしたり。
またProgateはUniposというツールを使っていて、これでメンバーに頻度高く感謝や称賛を贈ることを意識していました。

また入社後は、意図的にアサインするタスクを貢献しやすいものにする工夫もしていました。
レッスン制作は3人程度のグループで数ヶ月〜半年に及びます。プロジェクトが長いということはその分ゴールも遠く、成功体験を得るのに時間がかかります。
その人の強みを生かせて割と早めに達成できるタスクをまず任せると、早期に達成感や自分の価値を認識することができます。

また、Value Sessionという360度評価のような取り組みを月1で行なっていました。これもメンバーから「◯◯さんのこんなところがよかった」というポジティブな声を積極的に集めて共有していました。

7. 後押しする

基本的にメンバーの考えは尊重し、ポジティブな方向で捉えるよう意識していました。

もちろん短期的にチームで達成したいことと齟齬があるなどの理由で調整が入ることはありますが、多くの場合は後押しして「やってみようぜ」と行動を促していました。

Take your action
前に進むために自分ができることを考え、一歩踏み出してみよう。

Progateには上のような会社のValue(行動指針)もあります。
考えを尊重し行動を後押しすることで、批判に終わらず何かしらのアクションを取ることが当たり前のチームになったと思います。

8. 1on1で話す

不安や不満、悩みがあると、パフォーマンスは上がりません。
このような個人に紐づく話は、1on1をベースにじっくり話す時間を設けていました。

入社直後は週1ペース。その後も月1ペース。

不満や不安、悩み、わからないこと、その他相談ごと何でもOKです。
こちらも正直に悩みや不満などを伝えてもらえれば、チームの改善がやりやすくなります。

9. 期待値は明確に伝える

こちらが期待することも1on1で伝えていました。

とくに短期的な視点で、「こういうタスクをやり遂げてくれることを期待してるよ」「これができるようになることを求めてるよ」ということを明確に伝えました。

現在は、チームメンバー同士のアンケートで「もっとこうするといいかも!」を集めて月1で伝える仕組みもできています。

10. それぞれが考えて腹落ちを目指す

一方で「長期的にどう貢献するか」は自分でしっかり考えてもらうことが大事だと思っています。

自分の得意なこと
自分の得意でないこと
長期的にProgateでどういう存在になりたいか

この3点を各自考えてもらって、僕もそれぞれのメンバーについて考えてきて、1on1ですり合わせを行う。自分で棚卸ししてもらうことが大事です。

またチームのissueは、長時間のミーティングや合宿で全員で話して解決してきました。
大人数で抽象度の高い話をするのは結構苦しいものですが、それを乗り越えてメンバーがちゃんと腹落ちしているかどうかが、最終的なチーム力に大きく影響を与えると思っています。

11. 役割を任せる

短期的な期待値は伝えているし、長期的にやっていきたいことは各自に考えてもらってすり合わせている。

その段階で何か当てはまる役割があればどんどん任せていきました。
これも「こんな役割をみんなに任せていきたいと思っています」とリストアップし、「自分が担いたい役割がないか考えてきてほしい」と伝えることで、意思を聞き自発的な形で移すことを意識しました。

実際に役割を任せるときはまず、「求める具体的な役割」を一緒に明文化します。

そしてデリゲーションポーカーなどを使って、「任せる度合い」をすり合わせます。

レッスン制作チーム内では「6. 問い合わせる: チームの決定後のフィードバックを求める」を基本にしていました。

まとめ

レッスン制作チームのメンバーは最初僕を含め2名でした。
それがいまでは8名になりました。

各メンバーは非常に当事者意識が高く、前のめりで、チームのissueを見つけては自ら解決しようとする、そんな自律的に動くメンバーが集まったいいチームになってくれたなと思います!

そして新しいリードになり、早くもいろんな改善が行われています。それぞれが自律的に動いて、チームは現在進行系で成長しています。

リードは次へと託しましたが、これからもチームの成長を暖かく見守っていきたいと思います!

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