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Google Play ベスト・オブ2019「エンターテイメント部門」と「ユーザー投票部門 アプリカテゴリ」優秀賞とW受賞!2019年のMirrativ運営を振り返ってみた

こんにちは。採用担当の廣田です。
本日12月3日にMirrativがGoogle Palyベスト・オブ2019「エンターテイメント部門」受賞、さらに「ユーザー投票部門」で優秀賞を受賞いたしました!

ひとえにMirrativを楽しんでくださっているユーザーのみなさん、応援してくださってるみなさまのおかげで、こんな素敵な賞を頂きました。
本当にありがとうございます!

▼エンターテイメント部門

Best for Fun Apps of 2019 - Android Apps on Google Play
These apps aren't for passing the time - they're for making the most of it. Go retro, chat across borders, and let your creativity soar with these delightful apps.
https://play.google.com/store/apps/topic?id=campaign_editorial_bestof2019_bestforfun

▼ユーザー投票部門

Users' Choice App
Voting has ended, but come back on December 3 to see which app Play users loved the most in 2019! Winner announced in: 1 day You must be logged into your Google account to vote. Unless otherwise determined by Google, the winners of each voting category wi
https://play.google.com/store/apps/uservoting/Apps%20-%20Best%20Of%202019%20User%20Voting%20Page?id=mc_bestof2019_uv_apps_page

さて。今回は受賞記念!ということで今年10月までMirrativではどんな改善/アップデートがあったのか、その「あしあと」を振り返っていきたいと思います。

実はMirrativはA/Bテストや細やかな改善を含めると、週1回は何かしらアップデートが発生しているプロジェクトです。
そのため、とにかくいろいろなアップデートが盛りだくさんですので、一部ピックアップしてご紹介しますね。
非常にボリューミーな内容ですので、まずは先にCPO(Chief Product Officer)大野から振り返りコメントを貰いたいと思います。

12月に入りましたが、ひと足お先にこの1年を振り返っていかがでしょうか?

プロダクトとして、"一層フォーカスできるようになった"ことと、"長い目線でみられる状態になった"のが良かったことかなと思っています。
自分がCPOとして入るにあたり、今一度「ゲーム配信」にフォーカスしたいなと思ったんです。
Mirrativの独自性は、「ゲーム配信」×「コミュニケーション」×「アバター」であること。特に配信者さんと視聴者さんの間でフラットなコミュニケーションが行われていることは、まだ世界でも類似のサービスがない特徴だと思っています。
Mirrativはライブ配信プラットフォームとして幅広く拡大をしていきましたが、改めてこの唯一無二な部分に向き合っていきたいと思いました。
その結果の一つが、「あつまる、つながる、一緒にあそぶ スマホゲームのおともに」というタグラインを設定したことにも表れています。

また、すごく初歩的ですがKPIの見方を整理したのも良かったことの一つです。
今までDAU(Daily Active User)に重きをおいていましたが、それよりもRR(Retention Rate、維持率)を重要視するよう変更しました。
日々のDAUはプロダクト外も含めて色々な要因で変動してしまうため、どうしても長期的にプロダクトを見ることができなくなってしまうんです。チームとしても焦りが募ってしまう。RRに焦点を絞ることで、腰を据えて機能改善できるようになったことは良かったと思います。

Mirrativの運営、開発スタイルについてどう感じていますか。

やはりユーザーへの向き合い方が徹底していると思っています。
他のtoCサービスも勿論そうだとは思いますが、毎週全社員で集まってユーザーからもらった意見や要望を読み上げて検討する時間を持ってる会社はあまりないんじゃないかなと。

あとはCCO(Chief Community Officer)という役職がある事自体、ユーザーへの姿勢を表しているのではないかと思います。
ミラティブにはCCOである小川を中心に「コミュニティチーム」が存在し、ユーザーと運営の架け橋を作ってくれているんです。
僕も意思決定するときに、目の前に座っている小川に「XXの機能を入れるとするとユーザーさんの反応ってどうなると思います?」と意見を仰いでいます。
ユーザーのことを一番にわかる存在がいて、それが確立されているのはとても強いなぁと思います。


今後のCPOとしての「挑戦」を教えて下さい。

前述の通り、「ゲーム配信」にフォーカスできたことで、色々見えてきたものもあります。
僕たちが目指すのは「一緒にMirrativで遊ぶともっとスマホゲームが面白い」という世界です。
少なからず日本にいる数千万人のスマホゲームユーザーさん全員にMirrativを使ってほしい。ゲームをするならばMirrativ使うよね、という世界になってほしいんです。

けれど、まだまだMirrativの文化はスマホゲームユーザーさんに浸透しきっていないし、実際にMirrativのユーザー数も数千万人には至っていません。
やっぱり実際に体験するまで想像しづらいと思うんですよ。
今までSNS、掲示板、攻略サイトなどでしか起こらなかったコミュニケーションを、"画面共有"、そして"配信"という形で起こすわけですから。
今まで経験してこなかったものを、どれだけ浸透させて楽しんでもらうか。これが大きな挑戦になるなと思っています。


さて、改めて大野のコメントを元に2019年の運営開発を振り返ってみましょう!

[1月]エモモ新モーション追加!

Mirrativ内アバター機能の「エモモ」に新たなモーションが追加されました!


ゲーム配信において、声だけでなく肉体も表すことで、配信者さんと視聴者さんとの距離を縮める役割を果たすエモモ。
新しいモーションが追加されたことで、より配信者さんを身近に感じられるようになりました。
ちなみに、弊社は現在プロジェクトごとにチームが分かれており、モーションは「エモモ」チームの3Dデザイナーが担当しています!

[2月]CM放送中!放送期間中のキャンペーンを積極実施

2月にはMirrativ初のCMが放映!

それに伴ったキャンペーンも積極的に開催しており、マーケティングチーム、コミュニティチーム、開発チームが一丸となってCMにあわせて取り組んだ時期でした。

コミュニティチームとは、大野のコメントにもあったとおり、CCOの小川が率いる「ユーザーとプロダクトチームをつなぐ」チーム。
Twitter等のSNS運用や、ユーザーさんへのキャンペーンの企画、運営配信などを担当しています。また、積極的に運営公式オフ会も催しており、東京以外の地域のユーザーさんにもお会いしに全国を行脚しました。

[3月]キセキのコラボが実現!

鮮烈なデビューで話題となったVTuber、斗和キセキさんとのコラボアイテムをエモモでリリースした時期。仕様検討から約28時間でリリースしたまさにキセキのコラボレーションです。

この開発の様子は別記事でまとめているのでぜひご覧くださいね。

企画からリリースまで28時間。"キセキ"の運営を全部見せます! | 株式会社ミラティブ
みなさんはじめまして、須田です。ミラティブではグロースハックとマーケティングの担当しています! スタートアップというものは、スピード感を大切にしていかなければならないと思っています。目まぐるしく変わる世界に対して、いち早く対応していかなければなりません。 3/7(木)、「Mirrativ」内で 斗和キセキさんの「背中のアレ」を実装した企画 をスタートしました。 ...
https://www.wantedly.com/companies/mirrativ/post_articles/159751

[4月]毎日配信を続けてくれるユーザーさんへ…

平成最後の月。エモモでは「ありがとう平成Tシャツ」や「令和」Tシャツがリリースされるなど、きたる「令和」にそわそわドキドキした月でした。

Mirrativチームというと、「殿堂入りまいにち配信者」他新たな称号を追加。
元々7日以上連続で配信してくださっている方には「まいにち配信者」称号をプレゼントしていましたが、配信者さんから「もっと長く配信を続けている人向けの特別な称号がほしい!」と多数ご要望をいただき、実施に至りました。

Mirrativの配信者数は約160万人。1日1人あたりの配信時間は約100分、そして17%の配信者さんが「まいにち配信」をしてくださっているんですよ。
配信者さん/視聴者さんとのつながりやコミュニケーションを大切にしているからこその数字ですね。

草の根から熱量を高めて配信者100万人。ミラティブが語る「灯火型」のコミュニティ立ち上げ論と、小さな配信の集合体が「視聴時間の80%」を支える話
配信者100万人を突破した「ミラティブ」さんにインタビューしました。 ※株式会社ミラティブ 代表取締役CEO 赤川隼一さん 2015年8月にスタートした、スマホでゲーム実況ができるアプリです。ユーザー数は未公開なのですが、むちゃくちゃ順調に伸びている状況です。 配信者数については、2019年2月に100万人を超えていて、スマホゲームの配信者数でいうと日本最大のサービス になっています。 ...
https://appmarketinglabo.net/mirrativ-community/

[5月]エモカラリリース!

Mirrativ内でカラオケができる機能「エモカラ」をリリース!

ミラティブの次の一手はアバター×カラオケ配信、新機能「エモカラ」公開 | TechCrunch Japan
2019年2月にさらなる事業拡大に向けて軍資金として 30億円超えの資金調達を実施した ミラティブ 。調達資金の使い道としてアバター機能「エモモ」の機能開発や新規事業の立ち上げなども予告していた同社の、新しい取り組みが明らかになった。 アバターを用いて"顔出しせずに"カラオケ配信ができる新機能「エモカラ」だ。 ...
https://jp.techcrunch.com/2019/05/22/mirrativ-emokara/

配信プラットフォームとしての広がりを見せた機能の追加でした。
(※ちなみに現在はこの世界観を拡張する新プロジェクトも始動中。1人目デザイナーさんを探しています!)

jakaguwaさんのbosyu | カラオケ(エモカラ)の新PJTのデザイナー募集! | bosyu
カラオケ機能「エモカラ」の世界観を拡張する新プロジェクトの1人目のデザイナー募集します。世にない新しいカラオケ体験を作ってます! C向けサービスで実績ある起業家ととにかく速いスーパーエンジニア1名のPJTで赤川に直レポートで、刺激的だと思います。今はエンジニアがデザインも兼ねて検証を重ねていますが本格整備していきたく。 ...
https://bosyu.me/b/sP1hzNS7apc

[6月]ご要望に多数お応え!

6月はユーザーニーズを調査し、細やかだけど大切な機能/改善をリリースした時期でした。

例えば、以前までは配信する際に自分自身でタグ(#初見さん歓迎 #初心者です 等)が設定できました。しかしながら、タグの設定/未設定の条件で視聴される割合に変化がないことがわかりました。せっかく配信者さんが頑張ってタグを設定してくださっても、視聴するユーザーさんはその情報を重要視していなかったのです。そのため、タグ機能を無くすことを決断。手軽に配信できるようになりました。

また、Mirrativでは配信者さんが配信終了後、視聴者さんに「視聴ありがとう」のメッセージやリアクションを送れる機能があります。これまでは、ひとつひとつメッセージを送らないといけませんでしたが、ユーザーさんの多くのご要望にお応えして、「一括送信」ができたのもこのタイミングでした。

スマホ画面をミラーリングで配信するMirrativは、配信者さんが利用の様子を、実際に配信で見ることができることが大きな特徴です。また、運営からのアップデートに対する報告は、Mirrativ内おしらせとTwitterがメイン。 反応がリプライなどで返ってくるので、すぐにユーザーさんの反応をチェックできます。

[7月]人気バーチャルタレントとのコラボ!&粛々改善

バーチャルタレント富士葵さんとMirrativ内で写真が撮れる配信を行うなど、新たな取組も積極的にチャレンジしてきた7月。

Mirrativの顔とも言えるTOP画面も細やかにA/Bテストやリリースを繰り返しています。
(※このときはアプリ内にタブをつくり、よりシンプルに配信に到達できるよう動線を変更しました)

[8月]マイページを大幅リニューアル!

Androidユーザーさんのマイページをリニューアルしました。


裏話をすると、このリニューアルにあたり意識したのが「翌日継続率」の改善。
Mirrativではユーザーさん同士のフォロー機能がついています(フォローすると配信開始時にPUSH通知されるなど)。
当時、初日にフォローするかどうかで翌日継続率が約15ptほどかわるという結果が出ていました。
様々試行錯誤した結果、「そのユーザーさんがどういう人で、どういうゲームが好きか」がよりわかると、ユーザーさん同士の興味が促進されフォロー率に変化が起こるのではないか。と仮説を立て、この大幅リニューアルに至りました。
結果は大当たり!数字改善につながったリニューアルでした。

また、ゲームID登録機能も8月にリリース。

ゲームのユーザーIDをMirrativに登録しておくことで、マルチ対戦がスムーズにできたり、フレンドになれたりするたとっても便利な機能なんです。
それまでは、都度コピペしてIDを教え合っていたのですが、この機能がついたことでMirrativ内で友だちと繋がりやすくなったんです!
わかりあう願いを"つなぐ"ことがミッションの私たちにとって、気合の入ったリリースでした!

[9月]視聴者参加型の機能を追加!

Mirrativ初の試み、視聴者参加型で遊べる新機能「みんなで金魚すくい」をリリースしました。

視聴者さんが配信者さんのプレイするゲームに参加し、アイテムを送りプレイを協力できる仕組みになっています。

[10月]エモモ大型アップデート!タグラインも決定

エモモが超アップデート!
衣装のパーツが増えたり、メイクができたり…おしゃれの幅がかなり広がりました!
自分の分身となるエモモ。一人ひとりの容姿や性格が異なるように、エモモも十人十色な存在になれるよう、エモモチームを中心に全力で取り組んだ渾身のアップデートです!

そしてそして。プロダクトのアップデートではありませんが、Mirrativのタグラインが決定したのもこの月。

「あつまる、つながる、一緒にあそぶ スマホゲームのおともに」

「友だちの家でゲームをやっている感じ」という従来のコンセプトがありつつ、“ゲーム配信の場”ではなく、“一緒にあそぶ場”である、というメッセージを込めて選定しました。
プロダクトの方向性が決まった、大切な月でもありました。

12月も来年も、引き続き超改善していきます!

今年1年だけでもこのチャレンジと試行錯誤…!
来年もこのスピード感で果敢にチャレンジを続けてまいります。

改めて、Google Palyベスト・オブ2019「エンターテイメント部門」に選んで頂き、ありがとうございました!

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