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高い生産性のチームを目指して、「弱さの共有」に向き合う

日頃、顔を合わせることが多いメンバーも、コミュニケーションする内容はミーティングでの業務の話題がほとんど。目の前の業務についての話ばかりになってしまうと、なかなか中長期のことを考えるのは難しくなります。

そこでインクワイアでは業務を離れ、より長期的な視点に立って、ゆっくりと自分自身や組織について考える時間をつくるために、毎月オフサイトミーティングをしています。


3月のオフサイトでは「弱さの共有」がテーマとなりました。

「弱さ」を共有するというと、Googleの「プロジェクト・アリストテレス」が有名です。

同プロジェクトでは、チームメイトなど周りからの評価に怯えることなく自分の意見や想いを発信できる「心理的安全性」がチームの生産性を高める成功因子であることが発見されました。

一方で、英治出版から出ている『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか ― すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」をつくる』の中では、発達指向型組織と訳される「DDO:Deliberately Developmental Organization)」が紹介されています。

DDOは、弱さを見せ、その弱さに向き合うことが絶対条件として求められ、当人がそこから逃げようとすれば、周囲がシビアに指摘し合うアプローチです。

こうした「弱さの共有」に関する先行事例を参考にしながら、インクワイアでも組織にあったやり方を模索しています。3月のオフサイトはその実践の時間となりました。

当日は、ファシリテーターの工藤瑞穂さん(NPO法人soar代表)が、代表のモリにこんな質問をする形で始まりました。

「最近、悩んでいることがあれば教えてください」

これに対してモリが抱えている悩みを話すと、メンバーからもぽつぽつと声があがりました。

「原稿がうまく書けないときに、他のメンバーに申し訳なく感じてしまいます」

「タスクが山積みになっていると焦ってしまい、余裕がなくなります」

「最近、寝つきが悪くて…。日中のパフォーマンスが悪くなっている気がします」


様々な悩みが共有され、日頃は聞くことのできない一人ひとりの声にゆっくりと耳を傾ける時間となりました。

顔が見える場で、素直な気持ちを共有したことで「みんなも悩んでいることが分かった。それを知れただけで安心感につながった」などの声があがりました。

自分を強く見せなくてはいけないと気負ってしまうと、助けを求めにくくなってしまいます。定期的に対話の場を設けることで、チーム内で困ったことを共有していくカルチャーを作っていきたいとインクワイアでは考えています。

今後は、悩みを共有するのみならず「当事者研究(※)」のように自分で悩みを認識して解決していけるような状態を作っていけたらと思います。

※統合失調症などを抱える人たちの生きる苦労の経験の中から生まれた“生活知”を創出する自助(自分を助ける、励ます、活かす)と自治(自己治療・自己統治)に向けた実践的な研究活動です。

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