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QA基盤推進室が大切にしている「越境」の精神とは?

※本記事は、2021年3月4日に、企業ブログ「ALL VISIONAL」で公開した記事を転載したものです。


2018年5月、「お客様に最高のサービス品質とユーザー体験(価値)をとどける」というミッションを掲げ、QAの専任チームであるQA基盤推進室が立ち上がりました。

会社の規模が大きくなり、また、Visionalが世の中に提供するプロダクトの数が増えていくことに伴い、この組織は積極的に「仲間づくり」を推進しながら拡大を続けています。

QA基盤推進室 室長 残田晋さんの過去記事は、こちら。

https://blog.visional.inc/n/na2214c483729

今回は、QA基盤推進室の風間裕也さん、井芹久美子さん、また、2020年7月に入社した小島翔子さんにインタビューを行い、QAエンジニアとして働くうえで大切にしている価値観について聞きました。

※本記事内の写真の撮影は、ソーシャルディスタンスを保ちながら、撮影時のみマスクを外して行いました。


プロフィール

風間 裕也/Kazama Yuya
電気通信大学大学院を卒業後、ERPパッケージベンダーに入社。開発者として働くなかで、テストや品質に強い関心を持ち、QAチームへ異動。その経験を活かし、2018年、株式会社ビズリーチにQAエンジニアとして入社。現在は、QA基盤推進室に所属し、それぞれの開発組織と連携しながらVisionalの各プロダクト開発におけるQAなどを担当。


井芹 久美子/Iseri Kumiko
大学卒業後、システムエンジニアとして受託開発の仕事に携わる。その後、「自分たちで開発したプロダクトでビジネスをする会社で働きたい」という想いから、2019年1月、株式会社ビズリーチへ入社。現在は、QA基盤推進室に所属し、「ビズリーチ」の開発におけるテスト設計・実行などを担当。


小島 翔子/Kojima Shoko
東京工業大学大学院総合理工学研究科化学環境学専攻を修了後、コンサルティングファーム、ソフトウェアテスティング会社などを経て、損害保険会社の社内SEとして基幹システム保守開発に従事。保守開発を続ける中で、システム障害を起こさないだけでなく、ユーザーの問合せフローなども含めた「サービスとしての品質」に興味を抱くようになる。エンジニアとしての軸を持って成長したいという意欲も重なり、2020年7月、株式会社ビズリーチに入社。現在は、QA基盤推進室に所属し、「ビズリーチ」の開発におけるテスト設計・実行などを担当。


Visionalグループ全体の品質レベル向上を目指す。

──はじめに、QA基盤推進室について説明をお願いします。

風間:プロダクト開発におけるQA(品質保証)を専門的に担う組織です。Visionalの各開発組織と連携しながら、一つ一つのプロダクトの品質を保証するためのテストなどを担当しています。単にテストを行うだけではなく、開発工程において開発者にQA観点からアドバイスをしたり、場合によってはプロダクトの企画段階から携わることもあります。

──QA基盤推進室の組織体制について教えてください。

風間:Visionalのそれぞれの開発組織に対応する形で、1名~2名ずつの事業部別グループに分かれています。また、僕のように全社横断的に、様々なケースに対応しているQAエンジニアもいます。

井芹:私と小島さんはビズリーチ事業部の開発組織のみなさんと一緒に働いているのですが、「ビズリーチ」のような大規模なプロダクトの場合、開発者自身が、あらゆる利用パターンを想定しながらバグを潰していくことが、どうしても難しくなっていきます。私たちQAエンジニアは、開発者とは異なる観点からチェックをしたり、品質改善に向けて提案をすることで、開発者のみなさんと一緒に品質レベルの向上を目指しています。

風間:また並行して、社内の開発者向けにQA勉強会を開催しています。Visionalの開発者は、もともと品質に対する意識が高いのですが、その意識を更に高めるために、社内で啓蒙活動を行い、組織全体としての品質への意識を向上させ続けていきたいと思っています。



大切なのは、自分なりのロジックをもって行動に移すスタンス。

──小島さんは、2020年7月にQAエンジニアとして入社されましたね。もともとは、どのような軸で転職活動をしていたのでしょうか?

小島:「エンジニアとして成長したい」という想いから、自分からどんどん成長の機会を掴み取れるような企業で働きたいと考えていました。

前職ではSEとして働いていたのですが、SEと言いつつも、自ら開発を手掛けるエンジニアとしてではなく、利害関係者の調整役としての働き方が長く続いていました。調整役としての能力には強い自信があったのですが、エンジニアを名乗っておきながら、エンジニアとしての成長実感を得にくい環境に不安を感じていました。そうした迷いのある最中に、Visionalからお声がけをいただいたのです。

──どのような経緯でVisionalへの入社を決めたのでしょうか?

小島:ご案内いただいたポジションがQAエンジニアで、はじめはとても驚きました。私自身、テスト会社での経験はあったものの、その経験が長かったわけではなく、その時は、自分がQA領域で働くイメージを持っていませんでした。また当時は、「ビズリーチ」以外のプロダクトを知らなかったので、なかなかVisionalで働くイメージが湧きませんでした。

ただ、お話を聞くなかで、Visionalは新しい領域における新規事業をはじめ、複数の事業を手掛けていること、また、QA基盤推進室というQA専門の組織があることを知りました。

そして風間さんとの面接を通して、QA基盤推進室の「お客様に最高のサービス品質とユーザー体験(価値)をとどける」というミッションについてのお話を聞きました。私自身、SEとして働いていた時は、ユーザーからの問い合わせ窓口も長く担当しており、ユーザーと直接コミュニケーションをする機会が多かったため、私自身の譲れない軸として、「お客様にとって価値あるプロダクトを作りたい」という想いがありました。

だからこそ、QA基盤推進室のミッションに共感し、少しずつQAエンジニアという仕事に興味を持つようになりました。

──当時の面談のことを振り返っていかがですか?

風間:これまでご自身が携わられてきたプロジェクトについてのお話を聞いていくなかで、小島さんは、教科書やマニュアルから得た知識に囚われずに、それぞれのシーンにおいて柔軟な選択をしながら、本質的な課題解決に取り組み続けてきた方であることが伝わってきました。

僕自身のこれまでの経験上、QAの世界ではイレギュラーなケースが非常に多いため、教科書などから得た知識を、そのまま開発現場で活かすことは難しいと思っています。一方、小島さんは、知識面で不足している点もありましたが、自分なりの言葉を使ってコミュニケーションをとり、自分なりのロジックをもって行動に移す、そうしたスタンスが伝わってきました。

小島:私はもともと、それまで蓄積してきた知識に自信があったわけではありませんでした。一つ一つの知識を教科書で学んだ、というよりも、開発現場で得た知識なので、自分の中でしっかり体系化できていない部分もあったのですが、逆に、一つ一つのプロジェクトの経験を通して得た実践知を横展開していくプロセスを、働くうえで大切にしてきました。

風間:ご自身としては、「体系化できていない」と言っていましたが、僕が質問すると、毎回、納得感のある回答が返ってきてとても驚きました。「マニュアルにこう書いてあるから」「こういうやり方だから」というような働き方ではなく、それぞれのシーンにおいて、自分なりにスタンスをとって、かつ「ロジカル」に考えた上で、決断し続けてきたのだろうなと思いました。例えそれが教科書通りの回答でなかったとしても、しっかりとした思考に裏付けられた小島さんの言葉は、とても説得力を感じさせるものでした。

小島:何をするにしても、まずは自分自身が納得できないと動けないタイプなのだと思います。前職では、経理関連のサービス開発に携わっていたので、1円でもズレが生じたらお客様に大きな迷惑がかかってしまいます。そうした環境だったからこそ、既存のやり方やルールがあったとしてもそれに囚われず、第一にお客様のことを想いながら、自分なりにロジックが通るように考えるようにしていました。面談の場で、そうした過去の経験が風間さんに伝わったのだと思います。



あらゆる部門間の壁を「越境」していく。

──Visionalに入社してから約半年が経ちましたが、これまでを振り返ってみていかがですか?

小島:2020年7月に入社してから現在に至るまで、リモートワーク中心の働き方が続いていて、これまでに何度か転職を経験してきましたが、リモート環境下でゼロから業務を学び、一緒に働く社員との関係性を築いていくのは初めてでした。ただ、オンボーディングの体制が整っていて、何か分からないことがあったら、いつでもZoomやSlackで質問できる雰囲気だったので、とても助けられました。

また、まだまだ他の事業部の社員と一緒に働く機会は多くないのですが、この半年間を通して、新規事業を含めたVisionalの各事業の勢いを毎日のように感じています。普段は主に開発組織のエンジニアとやり取りすることが多いのですが、ビジネス開発職のみなさんと連携する機会も多く、職種の壁を越えて一緒に「事業づくり」を推進している感覚が強いです。それぞれの社員が、自分が携わる事業の成長にコミットしたい、というポジティブで力強い想いを持っていて、とても刺激を受けます。

──井芹さんは現在、小島さんと同じグループで働いていますよね。

井芹:はい。小島さんは、これまでのSEとしての経験上、様々な立場の方とコミュニケーションをとりながら仕事をすることが多かったと思いますが、今も積極的に、チーム内外を問わずいろいろな方と連携してプロジェクトを進めてくれるので、とても心強いです。

また、QAエンジニアは、テストでバグに気が付いた時など、開発者にネガティブな情報を伝えなければならないシーンも多いのですが、そうした伝え方もとても上手だと思っています。

小島:おっしゃってくれたように、前職までは、部署や会社の垣根を越えて、いろいろなステークホルダーと一緒に働くことが多かったので、そうした経験が活きているのかもしれません。QAの仕事は、一つの開発組織に閉じないものが多いので、Visionalで働くうえでも臆せずにコミュニケーションをとるように心がけています。

風間:部署の壁を「越境」していくことは、僕たちの組織としてとても大事にしています。どの部署の開発者も、僕たちのことを温かく迎えてくれますし、良い意味で開発組織とQA基盤推進室の境界線が曖昧なことは、Visionalの魅力の一つだと思います。

小島:一つの領域に閉じこもることは私にとってはストレスなので、こうした働き方を受け入れてもらえる環境は、とても心地よいですね。

井芹:また、先ほどの風間さんの話にも通じますが、小島さんは、それまでのやり方に囚われることなく、より良いQAの形を常にご自身で考え続けていますよね。テスト以外のシーンにおいても、「こういう形で開発組織に貢献できるのではないか」と新しい提案をして、実際に行動に移してくださっています。

小島:最近では、企画や、リリース後の保守運営のフェーズに携わらせてもらう機会も増えています。私はSE時代から「初期構築プロジェクトだけではなく、保守運用こそが面白い」と実感しています。どうしてもリリースすることが一つゴールになりがちだったりするのですが、プロダクトは、リリースされてからユーザーからのフィードバックを受けて育てていくところが一番大事ですし、面白いと思っています。

だからこそ今、プロダクトを「生み出す」「育てる」「生まれ変わらせる」というサイクルに関われることが、とても大きなモチベーションになっています。



価値を発揮する領域を広げていくために、「仲間づくり」に注力。

──現在、QA基盤推進室のみなさんは、本業と並行して「仲間づくり」に注力されていますよね。

風間:はい。Visionalの開発組織が大きくなり、プロダクトの数も増えていくなかで、僕たちが価値を発揮できる領域は、日に日に広がっていると感じています。だからこそ、より組織を大きくしていくために、僕たち自身も採用活動にコミットしています。

──どのような方と一緒に働きたいと考えていますか?

風間: 「ロジカルさ」「クイックさ」「素直さ」を持ち合わせている方と一緒に働きたいと思っています。

「ロジカルさ」は、なぜ、どのテストを、どのように行う必要があるのか、一緒に働く開発者に論理的に説明する力です。

「クイックさ」は、開発現場において発生する問題に対して、素早くソリューションを提案できる力です。

また、「素直さ」は、例え知識が足りていなかったとしても、積極的に仲間から学び、柔軟にPDCAを回していく姿勢、つまり、Visionalが大切にしているバリューの一つ「変わり続けるために、学び続ける」を体現する働き方を指します。もちろん、豊富な知識を持つに越したことはありませんが、本当に大切なのは、周りの仲間たちと連携してプロジェクトを前に進めていく力です。

井芹:周りの仲間たちを巻き込むためには、一つ目の「ロジカルさ」も重要になってきますよね。

風間:そうですね。やはりその意味でも、一つ目の「ロジカルさ」が一番大切なポイントだと思っています。もちろん、「お客様に最高のサービス品質とユーザー体験(価値)をとどける」というミッションへの共感は大切ですが、そのミッションを実現するために、そして、社内の開発者とともに働くうえで最も大切な力、それこそが「ロジカルさ」だと考えています。

また繰り返しにはなりますが、最後には、自分なりのスタンスをとって、自分で物事を判断できる方と一緒に働きたいと思っています。

実際の開発現場では、何か新しいことに挑戦して上手くいかないこともあるかもしれません。ただ、前向きな姿勢で挑戦を繰り返すタフさを持つ方は、きっとVisionalの環境を活かして、次々と新しい成長の機会を掴み取ることができると思っています。

井芹:自主的に考えて行動に移しながら、Visionalにおいて、より広く価値提供できる組織を目指していきたいですね。同じ想いを持つ方と一緒に働けるのを楽しみにしています。


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