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バスキュールを落ちた経験のあるエンジニアがスキルよりも必要だと思うこと

バスキュールの数々のプロジェクトの基盤となっている、リアルタイム流星観測システム『MeteorBroadcaster』の発案者であるぷとしさん(本名:武田誠也さん)。
今やバスキュールのコアメンバーであるぷとしさんも、一度バスキュールの面接に落ちた経験があるそうです。どのような思いで再びバスキュールに入社したのか?また、バスキュールに入社してからの変化について聞いてみました。


武田誠也 /エンジニア
2014年入社

ぷとしさんは、どのようにしてバスキュールという会社を知ったのですか?

僕は、もともと自然や天文が好きで、大学で物理学を学んでいました。リーマンショックの影響で就職が厳しいタイミングだったのもあって、とにかく就職しなくてはと思っていました。
そんな時、たまたま本屋でWebデザインの雑誌を見たんです。僕が知らなかったクリエイティブ業界はものすごく新鮮な世界に見えて、めちゃくちゃ面白いと感じました。それで既に内定をもらっていた会社に、その場ですぐに辞退の電話をして、Web系の会社に就職しました。プログラミングは会社に入ってから身につけたのですが、Flashを勉強している中で、バスキュールの長いサイトを見たのです。それが、僕とバスキュールの出会いでした。これまで見た作品とは別格だと感じ、とにかく衝撃を受けました。仕事では地味なことをやっていたのですが、いつかはこんなイケてるFlashを作りたいという思いが強くなりました。

そして当時、世間ではiPhoneやiPadが普及し始めていて、iOSの波に押されてFlashの世界も怪しいぞとなりはじめた矢先、当時アシスタントという立場で若かった僕は不景気になった会社に足切りされてしまいました。これを機に勇気を出して、憧れでしかなかったバスキュールに応募してみたのですが、最終面接で社長の朴さんにケチョンケチョンにされまして…。


ど、どんなことを言われたんですか?

「君、それを本気で良いと思ってやってるの?」「大丈夫?ARが流行ると思ってるの?」など、僕が喋ることを端から全て否定されたんです。この人は僕をどうにかしたくて言っているのか、ただ若い者を叩きたいだけなのか?と、悩みましたね。他の会社で内定を獲得しまくっていた僕は、完全に天狗になったので、ポキッ!と鼻をへし折られて本気でヘコみました。

その悔しさが忘れられなくて、バスキュールが載っているインタビュー記事や投稿など片っ端から読みまくりました。ほぼネットストーカーですね(笑)。その後は別の会社に入社することになり、いろんな経験を積ませてもらったのですが、バスキュールが目指している本気のクリエイティブと自分らの仕事がかけ離れたものに思えて、周りと意見が食い違うようになってしまったのです。


バスキュールに取り憑かれてしまったのですね…。
その後、ぷとしさんはバスキュールとPARTYが共同で主催した天才クリエイターを育てる学校『
BaPA』がきっかけで入社されましたが、落ちてからどんな思いを抱いて参加したのですか?

とにかく、朴さんをギャフンと言わせてやろうという思いでいっぱいでしたね。
BaPAの説明会に参加した時も、顔が良く見える一番前の席に座りました。「僕のこと覚えてますか…?」という恨みを込めて(笑)。
全部の授業が終わった時に、以前落とされたことを朴さんに伝えたら、全然覚えてなくて…。笑って「ごめん!」と言われました。全く覚えられてなかったことは悔しかったのですが、授業を通じてクリエイティブ業界の人が、とてもクレバーなことを実感したので、恨みからまた憧れに変わりました。BaPAで作った作品は金賞を受賞することができたので、今度は堂々と入社させてください!と言えました。これまではバスキュールが外に向けた情報しか知りませんでしたが、BaPAで接点ができたので入社してからのイメージのギャップも無かったです。

本当は良くないと思っているものに対して「いいんじゃない?」と見限られるの方が嫌だったので、BaPAで講師だった原さんや馬場さんは「まだまだ全然ダメだぞ、もっと頑張れ!一緒になんとか良いモノにしよう!」って言い続けてくれたのが嬉しかったのを覚えていますし、入社してからも、その姿勢は変わることはなかったです。そして、それは他のバスキュールのメンバーも一緒でした。




クリエイティブに対して、初めて同じ熱量のメンバーと仕事できる環境になったから、リアルタイム流星観測システム『MeteorBroadcaster』が生まれたのですか?

そうですね。バスキュールの15周年パーティーで、20代の若手が自分たちのやりたいことを自由に出し合う会議があって、そこで夏休みに流星をキャッチするアンテナを立てようと思っていると話したら、エンジニアチームのみんなが全力で「いいね!」と言ってくれたんです。こんなマニアックな自分の趣味に面白さを感じてもらえると思ってなかったので、正直驚きました。
その後、コーポレートサイトをリニューアルするプロジェクトに携わることになり、話し合いの中でバスキュールのミッションを表現する「データテインメント」という言葉が生まれました。

データテインメントの文脈に合う新しいモノとして、僕の流星アンテナがチームに受け入れられて、サイトの演出に使うことになりました。そして、朴さんが流星アンテナをクライアントに話したことがきっかけで、すごいスピードで「NIHONBASHI-願いの森-」「流星放送局」などのプロジェクトが生まれました。僕ひとりのコッソリとした趣味だったことが、バスキュールにいることで、とんでもない化学反応が起き、世の中の人がハッピーになるストーリーが描かけるようになって嬉しいです。


バスキュールも自分たちがやりたいことや、こうなったら面白いと思う未来をカタチにするための仕事を創ることが基盤にあるので、ぷとしさんの流星アンテナと見事にマッチしたんですね。

はい、自分のやりたいことを勇気をもって進めていけば、それが仕事になるということが分かりました。それ以来、僕も常に自分のやりたいことを引き出しに入れるように心がけています。『VR Real Data Baseball by Bascule』でも、プロ野球選手に挑戦するという没入感をつくるうえで野球をやっていた経験が役立ちました。
自分が1番のユーザーになることがクリエイティブの熱量になると思うので、自分が面白いと思っているモノの引き出しがたくさんある誠実な人と一緒に仕事したいと常に思っています。

最近のバスキュールは、仕事の内容がWe b制作からイベント、インスタレーション制作に変わってきたこともあり、僕とは全然違う部類の引き出しをたくさん持った人が集まってきているのを感じています。これまでのバスキュールとは違う新しい分類の人と共通項を見つけるのは大変ですが、例えば流星アンテナのように新しい自分たちの領域を作っていけるといいなと思っています。マルチプレイヤーばかりだったバスキュールですが、多様性をもっと広げてバランスが取れるといいですね。

エンジニアに限らず、デザイナーでも何でも自分の作ったもので、他者の想像を軽く超えてギャフン!と言わせてくれるような人と出会いたいです。



一度不採用となった過去のあるぷとしさん。持ち前の負けず嫌いを武器に、面白いものを作りたいという思いに真摯に向き合い続けた結果、バスキュールに入社することになり、自分だけの趣味だったモノから大きなプロジェクトが生まれるという化学反応を起こしました。

スキルも重要ですが、それよりも必要なのは、自分が面白いと感じたら作らずにはいられないほどの熱量を行動に移しているかどうか、だと改めて実感しました。

バスキュールは本気でクリエイティブと向き合いたいという同じ想いを持つ方との出会いを心待ちにしています。

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